2019年
9月
27日
金
EUセンター: ドイツ ハイデルベルク (2000年開設)
日々の暮らしでちょっと気になるテーマに注目!
事務所のある通りは「ホップフェンガルテン」という名前で、直訳すると「ホップの庭」という意味です。
9月に入って角の家にホップの丸い花が咲きました。この花(毬花)がビールの原料の一つで、苦味・香り・泡に重要な役割を果たすと同時に、雑菌の繁殖を抑えることでビールの保存性を高めます。
ホップはつる植物で朝顔のように他の植物を支えにして6~8メートルにもなります。雄花と雌花は異株で、受粉してしまうと香りが落ちるため、雄花は抜かれてしまうそうです。
趣味で栽培している方も毬花と呼ばれる可愛らしい花を楽しみたいので、ガーデニングでも雄花の出番はなさそうです。多年生植物なのでホップ栽培地域では根株は10年~30年は使われます。
ドイツは全世界のホップ生産量の3割強を占めているとはいえ、どの地域でも見かけるわけではありません。
栽培地域としてはドイツでも中部から南部にかけてで、中でもバイエルン州のハラタウ地方が世界的に有名です。
ハラタウ地方は世界最大の栽培地域でドイツ国内生産の8割を占めています。
ホップは伝統的に鎮静効果・消毒効果があるハーブとされていますが、現在では99.5%がビールに使われており、ビールのために栽培されていると言っても過言ではありません。
多くは使いやすいペレット状に加工されますが、ドイツ国内での消費はその三分の一程度。それ以外は世界100ヵ国以上に輸出されていきます。
近頃流行りのクラフトビールを日本でも見かけましたが、ドイツのホップを入れた麻袋が置かれており、わざわざドイツから購入するのかと驚いたものの、日本でビール造りをするのであれば本場から輸入するのは妥当とも思えます。
ドイツでは家庭でアルコールを醸造することができます。ビールもその気になれば作ることができますが、スーパーマーケットで買えば、500mlで安いものだと50円程度、高くても200円となると、その手間から考えてまったく割りに合いません。
しかし、作る人によれば、ホップのペレットの組み合わせ、麦芽の組み合わせによってビールの色も味も異なるのが面白いのだそうです。
発酵食品は私も大好きでヨーグルト、納豆、麹、味噌は作っていますが、ビールについては機材も多くて二の足を踏んでいます。今年こそ挑戦してみようかな…。
(Y.A)
2019年
9月
26日
木
2019年
9月
25日
水
神戸大学主催の研修事業(※)が、今年度、全国16カ所で開催されます。
人生の最終段階における医療体制整備事業における「患者の意向を尊重した意思決定のための相談員研修会」
そのキックオフとなる第1回が、9月23日(月・祝)に京都岡本記念病院で開催されました。
弊社では、平成28年・29年に続き、令和元年も
本研修事業の事務局(事前・当日・事後一貫にて成果環境を提供)を
担当させていただいております。
今年度は、本研修初となるWEBアンケートを提案し、
受講生の皆様に実施いただきました。
過去の経験を活かしながら、プラスアルファのご提案をする。
弊社のサービスのあり方です。
(H.M)
2019年
9月
24日
火
2019年
9月
20日
金
EUセンター: ドイツ ハイデルベルク (2000年開設)
日々の暮らしでちょっと気になるテーマに注目!
ドイツの主要な駅前には自転車シェアサービスのステーションにシェア自転車がたくさん並んでいるのをみかけます。
町の中にもステーションがあるので、好きなステーションで借り、別のステーションで自転車を乗り捨てでき、利用料も安価なのが利点です。
登録料として数ユーロのデポジットを払い、最初の30分は無料、その後30分で1ユーロ課金というシステムが一般的で、ステーションを持たない乗り捨てタイプのサービスもあり、市内の移動にとても便利なシステムです。
この自転車シェアサービスシステムはヨーロッパひいては世界的に普及してきているように思えますが、実際にはそれほど上手くいっていないという現実もちらほらと聞いています。
故障、破損(破壊)、紛失(盗難)がその大きな原因のようです。
特に暇を持て余した若年層の意図的な大量破損の前に、フランスでも撤退を余儀なくされたサービス会社があります。
私の住むハイデルベルクでは近頃ステーションレスのスクーターシェアサービスも始まりました。
町の至るところにスクーターが乗り捨てられ、置き場所によっては通行人の歩行を妨げ、景観も損ねるとはいえ、見かけたところで乗れて、要らなくなったら乗り捨てられるのは使う人にとっては便利だろうと思います。
しかし、一方ではこのスクーターは持ち上げられる程度のものなので、実際にはいたずらで川に投げ捨てられることが多く、消防所もその対応に困っているのだそうです。
ドイツやフランスでは自動販売機も公衆電話ボックスも落書きや破損が目立ちます。
利用者が借りた物品を借りた時と同じ状態で返すという前提と放置しておいても破壊されない治安の良さが基盤となるこのシステム。
サービス業者が悲鳴を上げて撤退する前に、上手く機能するようになって欲しいものです。
2019年
9月
18日
水
2019年
9月
17日
火
OJは東京都以外の他県においても(海外においても)、
お客様の事業の成果環境つくりを積極的に展開しています。
初めて踏み入った土地でタクシーに乗る機会や、出会いがあれば
ご当地名物や、おすすめスポットを聞いたりと
初めての景色、人々の雰囲気、話し方の違いを感じ出張を楽しみます。
OJに入社した頃、お土産の包装紙をすぐに開けようとした際
「お土産も、包装紙からその地方の学びになるので、まずそのままで」
と言われた事がとても印象的でした。
それ以後、お土産選びも学びの一つと考えが変わり
選ぶ楽しみ、学ぶ楽しみ 、喜ばれる楽しみ、食べる楽しみ。
お土産一つとっても、学びと楽しみが詰まってます。
(S.H)
2019年
9月
12日
木
2019年
9月
11日
水
2019年
9月
10日
火
2019年
9月
09日
月
消費税増税を来月に控え、
自動車、住宅等の駆け込み需要が低迷している現実を見るまでもなく、
今、日本人は冷静であり、
日本人の中に密かな強い決意が芽生えているように感じる。
消費に課税されるものであるなら、
この際、消費そのものを考え直してみようではないか。
生活そのもの、物へのこだわりそのものを見直してみよう、
そんな動きを感じる。
GDPの約6割を占める消費の低迷は、
日本の経済成長にとっては大きな問題ではあるが、
有限の資源を浪費することで国力を測る基準、生き方を
物を大切にする、”もったいない”文化が創り上げる国の在り様を
基準とするものへ、
この無謀な政策の実施に合わせ、
この日本が構築し発信しなくては、こんな思いを考動に移していく、
その時に立っているように思える。(T)
見せかけのものから、明日を支える繁栄へ
2019年
9月
06日
金
毎年日本に帰国すると伊豆にある別宅の除草をしています。1年に一度しか除草しないため、翌年には再びジャングルになっています。
ドイツに比べると日本の植物の強さと量は圧倒的で、愛でるというよりむしろ戦うものという印象です。草刈り機を借りて表面の草を刈り、根の強い植物を掘り出していく作業は延々と続き、全く終わりがありません。もはや疲れ果て、昨年初めて除草剤を使ってみたところ、今年の草刈りは驚くほど楽でした。
しかし、除草剤を使うか否かは非常に悩ましいところです。それというのも、除草剤の主成分はグリホサート。世界でも日本でも最も売れている除草剤「ラウンドアップ」の主成分でもあり、その危険性が世界的に問題にされています。
国際がん研究機関IARCは2015年に「ガンを誘発する可能性がある」ランク2Aとし、オランダやフランスではすでに発売禁止、アメリカの裁判所では同除草剤によってガンになったという男性の訴えに基づいてメーカーに多額の賠償金命令が出され、バイエル製薬とラインドアップのメーカーであるモンサント社は異を唱えているという状況です。EU内では2022年までしかこのグリホサートの使用は認められていません。
ドイツ鉄道は先週これまで線路の90%にあたる6万3000㎞に使っていた除草剤の使用料を半分に減らすと発表しました。これはドイツ国内で消費される除草剤の0.4%にあたり、農業や園芸分野でより多くの除草剤が使われているとはいえ、EU規程に準ずる方向に持っていくためのドイツの分かりやすい舵取りとして評価できると思います。2023年までの許可延長は期待する向きもありますが可能性は低いようです。
製薬会社ならいざしらず、一般的には誰しもできることなら生態を汚染する薬剤は使いたくないでしょう。ただ他の方法として考えられる、手作業、熱湯、蒸気、電気、UVライトにはより多くの労力と経費がかかることが予想されます。
EU内で使用が禁止されるまで後3年。ドイツ鉄道など大きな機関が関わることで除草剤以外の除草方法が周知されていくことを期待します。
2019年
9月
05日
木
2019年
9月
04日
水
8月28日から8月30日に開催された
TICAD7※において、WHO-AFROのご依頼で、
「UHCに向けた保健システム強化のためのアフリカ地域における
パートナーの連携・調和」(セミナー)
の開催支援、運営を担当させて頂きました。
アフリカのパワーに圧倒されました。
皆輝いていました。
最近の日本の傾向で、極力シンプルで華美でない運営を
依頼されることが多く、
その延長線上での環境を想定しましたが、
アフリカから来られた皆様には、
元気、勢いを発するものを!と懇願されました。
日本にもこの勢いを再び!と思わずにはいられませんでした。
※TICAD(アフリカ開発会議)。
日本国主導で1993年に始まり、3年に1度開催。今年で7回目。 (K.K)
2019年
9月
03日
火
毎月、OJでは今月の言葉を月初研修で共有、行動の指針としています。
8月の言葉は「OJ、Hajikeru 夏」。
開放感、達成感、爽快感、溢れる8月を!と張り切ってスタート!
ナショナルプロジェクトでは、
キックオフから2年間担当させて頂いた、神戸大学主催「人生の最終段階における医療体制整 備事業」の全国研修支援への返り咲き、
国立がん研究センター主催「地域緩和ケア連携調整員研修」への参画など続々!
国際事業では、昨年12月の野口英世アフリカ賞関連会議に続き、
WHOアフリカ事務局よりの第7回アフリカ開発会議(TICAD7)サイドイベント <Harmonization for Health in Africa> 開催支援!
進行中の複数の年間支援事業と相まって、
より良い未来社会建設へ、繋がる広がる令和元年夏となりました。
R.K.
2019年
9月
02日
月
人との出会いが新たな事業との出会いへと導く。
我社の事業の多くは、紹介からその一歩が始まっている。
今日も、その出会いを頂いた多くの事業に、明日に繋がる成果環境を提供している。
無論、どの時代にあっても、右から左へと軽々に事業参画できるものではない。
最初のワンチャンスから評価を頂き、不断のより良いサービスの提供を通し、
長いお付き合いを頂くことになる。
今、公の事業参画は、随意契約から企画競争、価格競争へと様相が一変、
我社の真骨頂たる企画評価の場たる、企画競争による成果主義が脇においやられ、
価格競争一本やりの現実の中にある。
価格を基準に作られる事業環境とはいかなるものだろうか。
大計なきその場主義による、国家の貴重な資源の消費に終わっていないだろうか。
明日の、世界に冠たる日本造りへ、いかなる基準が相応しいかの検証を怠ってはならない。
時代の波に翻弄されながらも、我社は、成果志向の考動を脇に置くことはない。(T)
潤いのある社内から、わくわくのサービス作り