2019年
3月
29日
金
EUセンター: ドイツ ハイデルベルク (2000年開設)
日々の暮らしでちょっと気になるテーマに注目!
ドイツの東の端にあり、
チェコ共和国との国境まで30キロというドレスデンから
プラハ行きの電車に乗ろうとしたところ、
電光掲示板に「80分遅延」の表示が出ていました。
インフォメーションで聞いてみると、
「他にプラハへ電車で早く着く方法はないけれど、
少なくとも電車はホームに定刻に入ってくるわよ」とのことでした。
この先の区間に制限があるので仕方がないのだろうだといいます。
いつものことでもはや腹を立てる気にもならないとつぶやきながら
駅舎の片隅に座っていたものの、寒いのでせめて電車の中で待とうと
来ていたプラハ行きの車両に乗り込みました。
本来なら出発する時間だったのにと時計を眺めてため息をついていた頃、
大きな荷物を持った女性が車両に乗ってきて、
「空港に行きたいのに遅延で本当に困るわ。
でも、とりあえずコーヒーでも買って来ることにするわね…」と
荷物を置いてホームに出ていきました。
それから5分、ふと気がつくと電車がゆっくり動き出しています。
80分の遅延予定が一気にわずか10分に縮まり、
注意アナウンスもないまま電車は静かにホームを出てしまったようです。
荷物だけを乗せて電車は発車、
残された女性は呆然とコーヒーを片手にホームで立ち尽くしたに違いありません。
財布は持っていったものの、遠方への旅の始まりがまずは終着駅であるプラハ中央駅での
荷物の捜索からというのは悲劇です。
やってきた車掌にその事情を話しをすると、
それは一大事と連絡を取り始める前に、
車掌自身も突然、緑のランプでその電車に乗るよう指示があり、大急ぎで飛び乗ったのだ、
自分も大変だったと言います。
車掌も乗り遅れたら、国を繋ぐ国際列車でありながら
車掌なしということもあったのでしょうか。
そもそも80分遅延と記載されていなければ電車から降りることもなかったと思うと、
その女性が気の毒でなりません。
いずれにしても、10分遅れで出発した電車なのに予定時刻よりも20分も早く到着し、
そもそも運転ダイヤも怪しく感じられてきました。
掲示板も信じられないとすると、
ドイツにおける鉄道の旅を安全にこなすにはもはや経験と勘が頼りです。
今回は、電光掲示板も軽く信じない、来た電車には乗っておく、
荷物は手元に置くというという、三つの鉄則を追加的に学びました。
ドイツ鉄道に乗るとほぼ必然的に望んでもいないアドベンチャーに遭遇します。
ちなみに、プラハ中央駅の電光掲示板では
出発の15分ぐらい前にならないと出発ホームが表示されません。
面倒ではありますが、今回ばかりはそれも一理あるのだろうなと納得してしまいました。
日本の常識は世界のほとんどで通用しないと実感します。
(Y.A)
2019年
3月
28日
木
前回ブログ「勤続30年」で、創業間もないOJに社員一号で入社、ちょうど勤続30年のご報告とお礼を申し上げました。
では、30年でいつが一番いいかというと、間違いなく「今」と答えます。明日、来月、来年、やっぱり、いつも「今」です。
かけがえのない仲間たちと一丸、常に力を合わせ、創意工夫を重ね、よりよいサービスを磨き続ける日々、新時代も日本一のサービスを目指し、「永遠の今」を重ねてまいります!
R.K.
2019年
3月
27日
水
2019年
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26日
火
2019年
3月
25日
月
イチロー選手の引退に思いも深い。
成し遂げた実績の偉大さ、これを支える、垣間見る鍛錬・練磨を思うに、
称賛と感謝をそして慰労を惜しみなく送りたい、
これがイチロー選手を知る人の思いであろう。
王・長嶋選手に憧れ、白球を追っていた我が少年時代にあって、
ホームランバッター、三冠王を頂点とするヒエラルヒーからすると、
イチロー選手の野球スタイルは当初相いれないものであった。
が、この偉大な選手を前にして思うことは、
独自の野球道を創り上げ、人知未踏の世界を創り上げたことではないか、そして、
これを支える魅力あるハイレベルの人間力ではないだろうか。
学びは多岐に渡るが、又一方で今後の人生の在り様が楽しみになってきた。(T)
(産経新聞より)
森を見、木を見て、立ち位置を決め。
2019年
3月
22日
金
ロシアセンター: ロシア モスクワ (1998年開設)
メディアを超えて、今、思いを伝えて参ります。
先日変わったニュースがカザフスタンから入って来た。
30年間大統領を務めたヌルスルタン・ナザルバエフが突然に辞任し、
トカエフ上院議長が大統領代行となった。
新政権の最初の動きは、首都アスタナの名称を
前大統領の名前「ヌルスルタン」に正式に変更すること。
急激な名称変更に反発する国民も少なくないと言われている。
実は、今回の改名は58年間で4回目である。
現在のカザフスタン北部に位置するアクモリヌスクという
コサックの要塞は、1862年に都市となった。
1950年代に大規模な「処女地開拓」の中心となり、
1961年にツェリノグラード (処女地の街)に改名された。
1991年、カザフスタン独立に伴い、
名称がカザフ語で「白い聖地」を意味するアクモラに変更された。
1997年にはアクモラ市がカザフスタンの新首都となり、
翌年の1998年にアスタナ(カザフ語で「首都」)に改名することとなった。
今回の「ヌルスルタン市」という地名は長持ちするのか。
(A.K)
写真:冬のアスタナ(現在、ヌルスルタン市)
2019年
3月
20日
水
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14日
木
2019年
3月
13日
水
思わず人に語りたくなる企画展と出会いました。
埼玉県立近代美術館のインポッシプル・アーキテクチャー展。
様々な理由で「建てられなかった建築物」
という着眼点がユニーク。
足の生えた建築群がNYを闊歩する姿に苦笑い、
幻の「新国立競技場」の許可申請書類の山に思わず涙、
トリを飾る「海上都市」の幻想的な映像では
参加者の心が一つに。
東京の美術館のような派手な仕掛けはありませんが、
想像力を掻き立てられるとともに、
多岐の企画を提案するOJのメンバーとして、
感じるところの多い展示会となりました。
(K.K.)
B.タトリンの「第3インターナショナル」に釣られて、
「アーキグラム」「メタボリズム」等新たな扉が開けました。
安藤忠雄、マーク・フォスター・ゲージ、黒川紀章、山口晃・・の
そうそうたる作品(建てられなかった)とその熱い思いを
堪能できます。3月24日まで開催
2019年
3月
12日
火
2019年
3月
11日
月
今日という日が昨日と同じように過ぎていく。
誰もが疑うことさえしなかったその時、一瞬にして多くの人を呑み込み、
日常生活を全て奪い去った東日本大震災が発生した。
8年前、平成23年(2011年)3月11日午後2時46分、
犠牲者、15,897人、不明者、2,533人。
あの時に立ち、そして、
その後の言い難い道のりを今も歩き続けねばならない現実を前にして、
何がどう変わったのか、どう変えようとしているのか、
国会での議論に、事の重要性・重大性を我がこととして、
深い悲しみを戴した議論がなされないのはどうしたことだろうか。
この在り様にしっかり目を向けた報道がなされないのはどうしたことだろうか。
その後も多くの災害に見舞われた我が日本にあって、
日本・日本人の安全・安心への守りが攻めが今ほど求められている時はない。
動きはある、その動きを含め、
この日本を守り抜く気概を目に見える形で示すべき時にある。
一瞬にして全てを失うという危機感を強く持ち、
日本人一丸、団結してやり抜く時にある。(T)
この美しい日本を守り抜かねば。
2019年
3月
08日
金
EUセンター: ドイツ ハイデルベルク (2000年開設)
日々の暮らしでちょっと気になるテーマに注目!
ミヒェルシュタットは、フランクフルトから南南東に70キロ、
ハイデルベルクから北東に60キロ、どちらからでも車なら1時間ほどのところにあります。
日本では知名度は低いものの、この地域では古い歴史を誇る
木組み家屋の街並みが可愛らしいことで知られる町です。
旧市庁舎は1484年に作られたゴシック様式の木組みのもので、
堀で囲まれた町のあちらこちらに中世の建物が残っていて、
町中を歩いても1時間もあれば見どころを地図で探しながら見て回れます。
周囲の町からエクスカーション先として使われることが多いせいか、
町には気の利いたカフェが多々あり、中でもカフェ・ズィーフェルトは
チョコトリュフの世界チャンピオンになったことを売りにしています。
店内には地元の熟年層が集い、スタイリッシュな雰囲気というより、古き良き時代の雰囲気。
トリュフも手作り感が強くきらびやかな印象はありませんが、面白いのはその種類です。
ワインやリキュールを使うチョコはまま見かけますが、
ゼラニウム、ラベンダー、オレンジの花、バラ、蓮花、タイム、ローズマリー、
ミント、バーベナ、オレンジとコリアンダーといった香味植物に加え、
ヤギのチーズやゴルゴンゾーラまでもがトリュフになっています。
この奇想天外なコーディネートが評価されたのかもしれません。(http://www.cafesiefert.de/)
一方、ミッヒェルシュタットに行ったのなら町の中心からほど遠くないところに
もう2ヶ所寄っておきたいスポットがあります。
一つはコツィオールというカラフルでユニークなプラスチック製品の工場で、
色も形も意外性があるものが多くお土産としてよく使われます。
もう一つはヒッチュラーというお菓子の工場です。
ハリボーのグミほどの知名度はありませんが、
ドイツ国内では広く子供に愛されるカラフルスイーツです。
どちらも工場直営店があって、訳あり商品を格安で買えるのが嬉しいところです。
(Y.A)
2019年
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3月
01日
金
EUセンター: ドイツ ハイデルベルク (2000年開設)
日々の暮らしでちょっと気になるテーマに注目!
少なくとも2週間に一度は我が家で登場する
ファーストフードといえばドネルケバブです。
第二次世界大戦後、ドイツの経済復興期に
ガストアルバイター(「お客さん労働者」)としてやってきた
大量のトルコ人移民によってもたらされた食べ物がドイツで独自の進化を遂げ、
ドイツ人のソウルフードに発展しました。
ドネルDönerとはトルコ語で回るという意味だそうで、
肉を刺し重ねた大きな串をぐるぐる回しながら周囲のグリルで焼き、
電動カンナで削った肉を使い、ドイツでは一般的に「デェーナー」と呼ばれます。
トルコ料理はさすが世界三大料理の一つだけあって、
進化系のドネルケバブもドイツ人を魅力しつづけ、ドイツの至るところにあります。
その勢いはマクドナルドを有に凌ぐと言えるでしょう。
「うちの町にはケバブ屋さえない」と言ったら、
町というより村なのだろうと思ってしまうほど。
マーケティング戦略や宣伝に頼らず実力で市民権を得たその美味しさは
ドイツでぜひとも味わってもらいたいものです。
丸く平たいパンをナイフで切って袋状にし、
その中に薄切りにした肉と紫キャベツ、レタス、トマト、玉ねぎなどの野菜を入れ、
お好みのにんにくや豆や辛いソースをかけてくれます。
値段は3.5〜4.5ユーロほどでリーズナブル。
家庭でひいきのお店があることも多く、
食べ物に迷ったら「ケバブはどう?」と提案すれば、
アジア人を相手に何を食べさせようかと悩んでいたドイツ人の顔もぱっと華やぎ、
「うちが美味しいと思う店はね…」と始まるはず。
お肉を入れずチーズでベジタリアンケバブを注文することもできます。
短期の滞在でもぜひ試してみてください。
長めの滞在ならお気に入りのお店を早めに見つけましょう。
(Y.A)