「Konjac」あるいは「Konnyaku」と聞いて分かるドイツ人はかなりの日本通です。 この食材について明確に即答できる日本人も少ないとあって、こんにゃくは現在もドイツにおいてはアジア食料品店に置いてあるやや謎のアイテムといえるでしょう。...
日本人にとってドイツ語が難しいと感じることの一つは、名詞に男性der・女性die・中性dasの区別があることです。 それによってその名詞につく冠詞や形容詞が変化します。冠詞には確実なルールもなく、単語に対して暗記するしかありません。 Baum「木」であれば、男性詞の冠詞derを使うのですが、ドイツ語を話す子どもでも「あれ?der Baum? das...
持参型のホームパーティーで日本人に持ってくることが期待されるものは間違いなく「SUSHI」です。 ドイツ人のイメージする寿司は海苔巻き。「カルフォルニアロールが寿司の仲間であるように、江戸前もチラシも稲荷も寿司の仲間なのですよ」と言っても、相手の顔にはハテナマークが浮かぶだけ。...
大晦日の夜、よくあるパターンとしては、12時のカウントダウンが終わるとまずはゼクト(発泡酒)で乾杯します。その後、花火の音が15分程度通りに鳴り響きます。 ドイツでは花火は12月28日から年末までしか販売されません。使えるのも2日間のみ。それ以外の期間は特別な許可が要ります。...
ドイツのドアは大抵、外側にはドアノブがなかったり、ドアノブがあっても回らなかったり、一度閉まると、オートロックのように外側からは鍵が無いと開けられません。オートロックのイメージに合わない古い建物でも、扉は鍵がなければ外からは開かないようにできています。...
ルクセンブルクの訪問はほぼ10年ぶり。ホテルに移動しようと中央駅でバスの券売機を探せど、中々見つかりません。ルクセンブルク語はドイツ語に似ており、その他フランス語、ドイツ語が公用語。英語も幼い頃から習うので、どこでも問題なく言葉が通じます。...
「光沢のあるアイシャドーは買えなくなっちゃうらしいよ!」ドイツの中高女子たちの間でここ数日話題になっているのがマイクロプラスチックを制限するEUの法律です。...
塩漬けオリーブは黒の方がマイルドで食べやすい印象ですが、色で種類が違うわけではありません。成熟度に応じて実の色が緑から赤茶色、紫、黒へと変化して、味も栄養価も変わっていきます。黒の塩漬けオリーブには、あえて着色したものもあります。古代ギリシャの詩人ホメロスが「金の液」と呼んだオイルが抽出されるオリーブ。その種類は2000に及ぶとも言われます。今回旅をしているクロアチアは生産国としては規模が小さく、生産量で上位に入ることはありませんが、イタリアと国境を接するイストゥラ半島をはじめ、いたるところでオリーブとワイン用のぶどうが作られています。その多くが家族経営の小さな農家です。オリーブの収穫期はクロアチアの場合は10月初めから11月半ば。早めに収穫すると抽出できるオイルの量は少なくなるものの、黄緑色のオリーブの栄養価は黒く熟したものより高く、収穫後は酸化や発酵を避けてできるだけ早く処理します。適度な温度で潰して粘土状になったものを圧搾すると油と苦味のある水分が出てきて、上澄みにあたるのがオリーブオイルです。木や種類によって大きく異なるものの、6~7キロのオリーブから約1リットルのオリーブオイルが抽出されます。1本のオリーブの木は年間平均15〜50キロのオリーブをつけるとのこと。樹齢1000年にもなるオリーブの木ですが、この地方のあらゆるところに植えられているだけでなく、多くの家庭で盆栽のように鉢に植えています。家族経営の小さな農家でも、有機栽培で手摘みし、高品質のエクストラバージンオリーブオイルを作り、国際品評会で受賞しているのはとても有望です。量では存在感がなくとも、品質比べで肩を並べているというのは、むしろ競争力があると言うもの。アドリア海に面する小さな国クロアチアの産業として、赤い土をしたこの地域のオリーブが元気に育っていくといいですね。 Y.A.
「じゃ、次はカラオケ行こうか!」というのは、日本では飲み会の後でよくあるパターンです。...
EUセンター: ドイツ ハイデルベルク (2000年開設) 日々の暮らしでちょっと気になるテーマに注目!