先日お祝いごとがあり、ステーキを焼きました。
このステーキという料理を作るとき、肉をフライパンに乗せて「焼く」という行為が
主となることから、「焼く」ことだけに着目していました。
しかし、実際に料理した際は、もちろん「焼く」だけではなく、
肉を常温にもどす、必要であれば筋切りをし、砂糖で肉を柔らかくしたのち
塩こしょう味付けをし、フライパンの温度は高温にしすぎず、
にんにくスライスを油で炒めてから、やっと「焼く」行為にたどり着くことができ、
ステーキは「焼く」だけではないことを身をもって感じました。
このように、ステーキは「焼く」という行為の裏に、
多くの工程が加わることで美味しく食すことができますが、
実は事業支援もステーキと似ているのではないかと考えました。
というのも、国際会議・研修会など、当日運営は耳目を集めるものである一方、
ステーキを「焼く」という一工程にすぎず、当日までの打ち合わせや、
制作物作成などの準備工程とセットであることで、結果的にイベント、
そして事業支援の成功に繋がるのではないでしょうか。
つまり、準備工程を踏んでいないと、「焼く」だけでは肉を美味しくできないのと同じで、
イベント当日にどれだけ頑張っても、事前準備がなければ、
運営は難しいものになってしまうと考えます。
この気づきから、インターン生としてイベントの運営業務に携わるときは、
開催当日に至るまで、社員の方々が準備工程をしてくださったことを意識し、
より一層気を引き締めて、事業支援成功のため業務に参画していきます。
(インターン生 M.E)