時差の克服

現在、メキシコシティでWHO-FIC年央会議が開催中です。

厚生労働省の年間支援事業の一環として弊社でこの会議に日本語の同時通訳を提供しています。

 

メキシコシティと日本の時差は15時間、現地の朝9:00から16:30まで開催される会議ですが、日本時間ですと深夜0:00から朝の7:30までとなり、翌日朝に会議が終了する形となります。実はメキシコはサマータイムを2023年から廃止しています。国際会議にオンラインで参加する際の時差の計算は、それぞれの国のサマータイムの導入有無、導入されている場合は開始と終了時期も考慮にいれる必要がありなかなかに複雑です。

同時通訳者も通訳音声を配信するスタッフも、日本国内にいながら海外出張さながらの昼夜逆転の対応が求められます。

 

国際会議もハイブリッド形式での開催が増えましたが、まだ時差を解消するには至っておらず、開催地と開催時刻の駆け引きが続いています。根本的に解決される日が楽しみです。

 

(K.K.)

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