≪OJインターンシップ生 前OJポーランドセンター 再訪談≫
大学の長期休みを利用して、2年連続ポーランドで新年を迎えました。
前回に引き続き留学中に出会った友人のご実家でお世話になったのですが、今回初めて年越しのダンスパーティに招待していただきました。
ダンス文化に馴染みのない私たち日本人にとって、ダンスパーティと聞くと舞踏会のような堅い場面を想像される方もいらっしゃるかと思いますが、ポーランドでのダンスパーティとはペアダンスやグループダンスなどの、決まった型のない自由な踊りを楽しめる交流の場です。
また、ダンスパーティはポーランド文化の大切な一部で、成人を祝う18歳の誕生日会、結婚式、新年など人生の重要な節目に行われる行事なのです。
今回参加させていただいた新年のダンスパーティの総称は“sylwester” (「シルベスターの日」キリスト教の聖名祝日の一つ)と呼ばれており、午後8時に開始され、夕食を楽しんだ後、翌日午前4時までダンスパーティが続きました。途中で休憩や、年越しのタイミングで花火とシャンパンを楽しむ時間がありましたが、明朝まで踊り続けるという貴重な経験が出来ました。
それだけでなく、友人のご両親や、親戚の方々とも踊らせていただき、ポーランド語が分からない自分でも少しだけ心の距離が縮まったような、暖かい経験もさせていただきました。
手を取り合って踊ることで人と人の距離近くなる、交流の一つの形としてダンスパーティがポーランドに根付いていることを肌で感じ取ることが出来ました。
(M・E)