先日、ガウディとサグラダ・ファミリア展をみてまいりました。
永遠なる未完のイメージが強いこの聖堂、実はお布施が建立原資であると知り衝撃を受けました。献金が少なければ建築は失速、建築予算を増せばより多くの献金が必要となる、それでも人々の善意と携わる人々の情熱で完成へ日々前進し続ける姿に心打たれました。
43年間を建築に捧げ、物乞いと間違えられる程質素な生活を送ったガウディの生涯、その意志を継ぎさらなる創造の翼を広げ続ける聖堂。その壮大なうねりに日々近視眼的になりがちな自分に達観せよとの天の声が届きました。
今に感謝、こつこつ前進。
(K.K.)