“ 国の委託、競争働かず。
コロナ下、強まる大手コンサル頼み。受注額4倍単価高く。
国の委託、多重下請けも。「官から民へ」の理想遠く。”
(6/7 日経朝刊より)
我社では公の事業に関わる場合、
事業規模、各種の制度取得の有無等々による、ふるいに掛けられた後、
更にコンペティションを経て事業の委託を受ける。
随意契約から企画競争そして現行の価格競争への趨勢の中で、
成果を志向する企画運営企業として、厳しい環境下に置かれているのが
現状である。
求められるものは変わることなく提示される一方で、
見えざる価格に対応し、利益を削り、
事業を獲得していかねばならない。それでも、貢献の場を求め、
我社は大看板、「成果」を降ろすことなく参画の機会に挑んでいる。
この現状からして、この度の報道には
「官から民へ」の真のあるべき姿、そもそも論が欠落している。
更なる思いを致せば、国家国民のために血税を最大に活かすために
現状の委託の在り様・仕組みが、なぜ何のために作られたのか、
このことへの検証が求められ、そして抜本的改革が求められて然るべきと
思えてならない。
組織の大小、多大のコストを必要とする各種制度の保持を前提とする選択基準ではない、
成果標榜、成果責任を選択基準とする、事業使命高の委託が求められている。 (T)
肝心の成果構築、成果責任を求めない、いたずらに高いハードル!