Terve (こんにちは)!
初めまして。オスカージャパン、インターンシップ生の遠藤万理佳といいます。
普段は大学に通いながら通常業務や国際会議・研修会等運営の補助を行っておりますが、この度大学の交換留学制度を利用し、フィンランド留学することとなったため、フィンランドセンター長として週に一度フィンランド便りを書かせていただけることになりました。
未熟な点も多々あるかと思いますが、現地から有益な情報を発信していけるよう努力していきますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。
さて、フィンランドと聞くと、サウナ・ムーミン・マリメッコ・世界一幸せな国などなど、様々な単語を連想されるかと思いますが、フィンランドがどのような国かと聞かれるとあまり知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。第一回の今回は、地理的側面からフィンランドを紹介していきます。
フィンランドは北欧諸国の一つで、国土面積約338平方キロメートルに対し、約553万人が居住しています。日本と比較すると、国土面積は日本の約9割程度の大きさでありながら、人口は日本の約4パーセントしかないことになります。
また、国土の約7割が森林であることに加え、約188,000もの湖があるように、自然に恵まれた国であるといえるでしょう。
ここまで人口が少なく、森や湖に覆われた国であると、交通の便や買い物など生活が不便ではないかと疑問に思う方もいらっしゃると思います。
しかし、留学を開始して既に1ヶ月経過しますが、不便と思ったことは一度もありません。
現在私はフィンランド5番目の都市オウルに住んでいますが、大学から徒歩圏内にスーパーは3つあり、主要な交通公共機関であるバスも街の中心街域であれば4分に一本出ています。
それだけでなく、氷河期国土が氷に覆われていた影響で、フィンランドには山が少なく、従って高低差があまりありません。そのため、車を持っていなくても歩行者・自転車専用道路を使えば容易に移動することができるのです。
世界一幸福な国である所以は、自然豊かで人との接触が少ないからだけでなく、生活の利便さにもあるのかもしれません。
M.E.