OJでは、2018年より、1週間のまとまった夏休みを取らせていただいています。
サービス業に類する弊社にあっては、1週間のお休みをいただくことは、本来、常識では難しいのですが、お客様のご理解をいただき、働き方改革を先駆ける形で導入、はや、5年目となります。
創業以来、より良い未来社会建設に向けた諸事業への参画の中で、日本とILO(国際労働機関)との協力事業の流れで、1999年に開催された第87回ILO総会において、フアン・ソマビア事務局長(当時)が提唱されたビジョンである「ディーセントワーク(decent work)」は、日本語では「働きがいのある人間らしい仕事」と訳され、「生きがいを持って安心して働ける環境づくり」の意味が込められています。
この実現の過程において、OJは、児童労働撲滅、若年雇用・能力開発、ワークライフバランス、長期休暇制度導入等にかかる時代の潮流を創る国際シンポジウム等の企画・運営に携わらせていただきました。
そして今、大きく俯瞰すると、この間、「ディーセントワーク」は、世界の常識になりつつあります。
私共OJ一同も、明日につながるテーマをもって、ゆったり有意義に大切に、大人の夏休みを過ごさせていただきます。
ILOソマビア事務局長が「すべての人にディーセント・ワークを」と来日講演された国際シンポジウムの紹介記事(『世界の厚生労働』より)
R.K.