今一番欠けているもの

 

  日の出も遅く冷え込みも増し、いよいよ冬到来を感じさせる。

  霜月の名の由来ともいわれる正に霜が降りている。

  その霜月も2日で師走にバトンを渡す。

 

  新年の祈願文を考える時期でもあり、自然、本年2021年を振り返り、

  様々な思いを巡らす季節でもある。

  

  我が日本を世界に冠たる国家であるとの思いを強くする一方で、

  最近とみに見聞きする、我が日本の劣化への深刻な現実、

  それに対する日本人の危機感のなさである。

  自分さえの保身が跋扈し、日本はバラバラである。

 

  この日本国あればこそ存在し得るにも拘らず、

  一番求められる、「日本を良くしよう」の思い動きが見当たらない。

  この時期、様々な思いを巡らす中で、

  この現実に目を見開いていかねばの思いが強まる。

 

  我社は、今月、「2021年を先んじて区切りをつける!」として、

  この1か月、明日の成長へ、自社の事業要素に意識を高め深掘りをしてきた。

 

  正に自己の生を支える「オスカー・ジャパンを良くしよう」、

  この一点に考動が収斂すれば、

  自己の決定をもって参集した全員が自己実現の機会を手にし、

  その達成に手が届くというものである。 (T)

  

ささやかな季節の景色から、思いが膨らむ。

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