この秋より弊社で(独法)北方領土問題対策協会の委託を受け
北方領土関連資料収集の企画・運営に携わっています。
弊社が厚生労働省戦後抑留関連事業に1991年から携わってる関係で、
海外でもなるべく関連施設を訪問するようにしています。
英国の帝国戦争博物館、チャーチル博物館、王立海軍国立博物館では、
アウシュビッツ収容所のジオラマ(線路や列車まで)、
戦時下の執務室(ロンドンの中心部地下)を当時のまま完全保存・公開、
本物のヴィクトリー号船内に当時の戦艦内の生活を再現と、
その伝える力は絶大でした。
戦後76年、史実を風化させぬ最後のチャンス、
現状を把握し、データベース化するとともに
やはりその空気感を伝える展示も重要です。細部が物を言います。
ダンケルクの地図に涙。重苦しい空気が伝わるチャーチル博物館。ベッド下のおまる等細部が光る。
ハンモック、厨房、執務室と当時の船内をくまなく体験できるヴィクトリー号。手術室や食料貯蔵室等もリアル。
未来へ遺す!No!風化!