4月もあっという間に2週目となりました。
ちょうど1年前の今頃は新元号の「令和」が発表され、
新たな時代の幕開けを目前に、
日本全体が胸を躍らせていた頃だったと思います。
たった1年で状況は大きく変化してしまいましたが、
この状況だからこそ、今があることに感謝の思いも強くなります。
今は一人ひとりが己の行動を省みて、
日本の未来のためにやるべきことを考えなければいけない時だと感じます。
来年の春は、「令和」の元となった万葉集の梅花の歌のように
外で思い切り梅の花を愛でることが出来るような良い季節になっていることを願います。
「初春の令月にして、気淑(よ)く風和らぎ、
梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」
「令和」の元となった万葉集の歌であり、美しい日本の情景が思い出されます。
「平成」までの元号は中国の古典が元とされ、日本の古典から引用されたのは「令和」が初です。
(A.S)