日本列島、北から紅葉の便りが届き、
改めて四季に恵まれた日本国に住まいおる幸せを感じている。
田舎育ちにとっては、これから暮れ正月にかけての遠い日の風景が
浮かんでくる季節でもある。
日本人の生活・文化と自然が織り成す、
穏やかにして重厚な空気感滴る日本の原風景が蘇る。
この風景からは程遠い今に生き、もがいている中で、
忘れがたい、忘れてはならないものとして、
日本国復興への大きな支えとして、
原風景の持つ計り知れない可能性に思いを馳せる時、
この大切なものを脇に置きづづける現世に、
このままでは終われない、このままでは無責任すぎる思いが沸き上がる。
できることはある。
我社の今日は、これらを帯同しての理念の実現への確実な一歩である。(T)