歴史に学ぶ

第二次世界大戦は、日本にとって、人類にとって未曾有の試練、艱難でした。
2020年は戦後75年。
その節目の年、しかも半世紀ぶりの東京オリンピック開催の年が、日本にとっても人類にとっても新たな試練、艱難の年となってしまいました。

 

歴史は、まず、正確な情報をきちっと把握すること、そして大局観に立った戦略的な取組みと交渉、思い切った決断と実行で自国を(状況を)有利に、犠牲を最小限にすることができることを多くの犠牲の上に教えてくれます。

 

弊社は、2001~2008年の8年間、総務省・平和祈念事業特別基金の戦後強制抑留史編纂に係る事業に日ロ政府間協力による旧ソ連の公文書調査等で参画、史実を明らかにし、戦争の真実の姿を後世に伝える事業の中でも貴重な教えを胸に刻みました。

 

いつも、試練、艱難は形を変えてやってきますが、史実が教える本質は普遍です。

 

現下の新型コロナウイルス感染症による災禍を乗り越えるためにも、政治の決断、私たちもそれぞれができることに精一杯取り組むことが、今こそ求められています。

ロシア公文書庁との協力事業。ロシア側行政資料入手で全体像が明らかに。
ロシア公文書庁との協力事業。ロシア側行政資料入手で全体像が明らかに。

R.K.

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