EUセンター: ドイツ ハイデルベルク (2000年開設)
日々の暮らしでちょっと気になるテーマに注目!
ハイデルベルクはドイツの中でもどちらかというとフランスに近い地域にあり、
フランスとドイツの国境まで車を走らせれば1時間程度。
そんな手軽さもあって、時々週末の買い出しに
ドライブも兼ねてフランスのスーパーに出かけます。
同じヨーロッパとはいえ日本国内でも関西と関東では品揃えに変化があるように、
フランスのスーパーも基本的なものは同じとはいえ、
ドイツとは異なる品揃えにマンネリになりがちな食料品の買い物が
その日のハイライトになるのです。
私がフランスのスーパーで買う物の第一位はシロップ。
桃、グレープフルーツ、ベリー、レモン、ミントなどに加え、
アルコールの入っていないモヒートも秀逸で、
水や炭酸水で割って飲んだり、かき氷にかけたりします。
第二位はサブレやキッシュの生地やすでに焼いたクレープやそば粉クレープ。
ドイツでもパイ生地は安価で手に入りますが、
やはりフランスの方が生地のレベルが高く美味しいものが多い気がします。
すぐ冷凍にして必要な分だけ使います。
第三位はバターやバターの入った焼き菓子。
やはりバターの違いなのか、甘い焼き菓子で比べるとドイツはフランスにとても敵いません。
今回はそれにクルミと木の実の茶色いパン、午後のお茶用タルト、
男の子のマークが目印の香りのいい「LE PETIT MARSEILLAIS プチ マルセイユ」の
ハンドソープ(フランスの洗剤は全般的にドイツより高めなので基本的に買いませんが、
このハンドソープだけはコスパもいいので買いです)も持って帰ってきました。
魚もドイツに比べると種類も店舗数も多い印象です。
ドイツ人は今でも食べ物は質より量で、楽しむというより命を繋ぐために食べている感じで、
ラーメンや寿司など外国の食べ物に不思議なアレンジを加えてしまう傾向があるようです。
一方のフランス人は日本人と同じく食そのものに楽しみを見出して、
アレンジは最小限に元々の味を活かすセンスがあると思います。
気質的には質実剛健で真面目なドイツ人の方が日本人に似ていますが、
食に関して言えば、フランス・イタリア・スペインなどのラテン系の国々に住む方が
日本人にとっては満足度が高そうです。
(Y.A)