今週末の投票日に向けて、選挙運動真っ只中。
国政選挙の都度、問題課題が浮き彫りになるが、
何らの解決策も形にならず、
またぞろ、ポスターと宣伝カーが走り回るだけである。
国家の命運・盛衰が託された選挙であっても、
被選挙人に国家試験が課せられることはない。
共通項としての、国家観、世界観、歴史観、現行の課題と解決策、
そして、何よりも国家100年の大計を開陳することも義務化されず、
抽象化された言葉と、お願いしますの言葉だけが、
ふわふわとさまよっている。
大計があり、実行があり、検証があり、そして成果、責任がある。
民間企業にあっては、これなくして存在すら認められず、明日はない。
この当たり前の現実をしっかり伝えるべく、
現行の不完全極まりない選挙制度にあっても、参政権を行使し、
挑んでいかねばならない。(T)