青森県立美術館で、フィンランドを代表する建築家でデザイナーである
「アルヴァ・アアルト-もうひとつの自然-」展をみました。
結核患者が自然や太陽光にふれられるよう配慮されたサナトリウム、
迅速かつ大量な住宅の提供を可能とする規格化住宅、
シンプルで快適、そのデザインコンセプトは
「普通の人々の暮らしをよりよくする」という点で一貫しています。
なんのために生きて、働くのかを
あらためて強く意識しました。
(K.K.)
1998年生まれのアアルトは、19歳の時に祖国がロシアから独立、
2度の大戦を経験し、焼け野原と化した故郷を目にしたことを知り、
作品への理解が深まるとともに、
企画展に携わった方々のぶれぬ思いを感じました。