「素晴らしき戦争」という
1969年制作の映画をみました。
第一次世界大戦をミュージカル仕立てで
コミカルかつシニカルに表現、
馴染みのメロディーに絶妙な歌詞をのせ、
夢と現をシュールにつなぎ、
鑑賞後には、戦争の愚かさ、
それに翻弄される素朴な市民の哀しみが
ジョブのようにジワリと効いてくる不思議。
「伝える」ことの難しさを日々痛感している中、
その表現方法には感心しきりです。
原題は「Oh! What a Lovely War」
タイトルから皮肉全開です。
実はこの作品、R.アッテンボローの監督デビュー作。
息の長い名優たちの若かりし日の姿も拝めます。