EUセンター: ドイツ ハイデルベルク (2000年開設)
日々の暮らしでちょっと気になるテーマに注目!
平成29年度の日本における在留外国人は約247万人で
今年は250万人を超えると考えられています。
そのうち東京都が占める割合は約20%。
それに愛知県、大阪府、神奈川県が続きます。
実際、東京でドラッグストアやフードコートに行くと、
外国人のアクセントのある店員が対応していることが多く、
オフィス街でも外国人と日本人が並んでランチに行く様子が見られ、
日常生活でもグローバル化が進んでいる印象です。
伊豆の別荘地でも外国人がちらほら見られますし、
海水浴場にも多くの外国人が見られます。
日本語を流暢に話す外国人も増えたので、
外国人が日本社会に浸透してきた印象を受けますが、
戦後上がり続けてきた国際結婚率は実はここ数年横ばいが続いています(約3%)。
離婚率に関しては日本人同士が34%であるのに対して
国際結婚では61%とかなり値が高く、
離婚後、双方による子どもの連れ去りも大きな問題もなっています。
日本人女性が外国人男性と一緒になるケースが多いのかと思ってきましたが、
統計を見る限りはその逆で日本人男性がアジア圏の女性と一緒になるケースが多いようです。
いずれにしても、近頃はネットで様々な情報が共有できることもあって、
現実的に考えて将来起こりうるリスクを回避したいと
思うようになっているのかもしれません。
「結婚してドイツに住んで約20年」と答えたとき、「すごいですねぇ」と言われ、
驚くポイントが何なのかが全く分かりませんでしたが、この統計を見た後、
リスクを検討することなく外国暮らしを始めてしまった
向こう見ずさに驚かれたのかと少々苦笑い。
思えば情報が少ないことで平和かつ決断しやすい時代だったのかもしれません。