ロシアセンター: ロシア モスクワ (1998年開設)
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モスクワ最大の常設歩行者天国であるアルバート通りを
自動車などが通過可能な普通の道路として整備するという提案が再び広められている。
先日、モスクワ市のS.クズネツォーフ主任建築家がラジオ放送のインタビューで、
アルバート通りが歩行者天国として長すぎて、
車が通るようになると活気が戻るなどと述べた。
ここ数年、モスクワ中心街に実施されたいかがわしい街整備計画の次のステージになるのか。
現在、土産店やカフェで有名なアルバート通りは、歩行者天国ができた1986年頃、
旧ソ連のよどんだ空気が吹き飛ばされていた「発言の自由」の場でもあった。
自由があらゆる角度から制限されている今のロシアには、
アルバート通りの歩行者天国はふさわしくないシンボルとなってしまった。
2017年春にアルバート通りで設置されていた人口の桜