世界で最もホテルの値段が高いジュネーブ

EUセンター: ドイツ ハイデルベルク (2000年開設)

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国際的な機関があつまるジュネーブは、ヨーロッパの主要12都市の中で最もホテルの値段が高いことが2017年の調査で分かりました。

その平均値は242.90ユーロ(約27000円)。それにパリ(231.30ユーロ)、チューリッヒ(203.90ユーロ)が続きます。

ロンドン、ローマ、アムステルダムも同じように高いのですが、8位のフランクフルトはぐっと下がり(122,10ユーロ)、ベルリンは10位(95.70ユーロ)と平均値で半額以下とあって、ドイツはヨーロッパの主要都市の中では全般的に安めと言えるでしょう。

 

世界で物価の高い都市トップ5位のうち、スイスが4都市を占めています。

今や国境は、注意していなければ通り過ぎても気がつかないことが多いのですが、スイスに入った途端、同じものでも価格が衝撃的に高くなります。

駅の構内でコーヒー1杯飲むだけで約500円、マクドナルドでキッズメニューを頼んで1500円、サービスエリアで頼んだコーラに至っては500mlが700円近くという感覚です。

そうなると旅行者はサンドイッチや飲み物などでもドイツやフランスで買ってこなかったことを後悔します。

家賃も外食も高いですが、収入もそれに応じて多く、清掃員・ウェイター・レジ係でも4300CHF(日本円で約47万)、秘書が6700CHF(約74万)、高校の教師となると、12500CHF(約139万)となると、もはや金銭感覚が違います。

 

ジュネーブなど国境に囲まれた地域では、換金をしてでも週末にドイツやフランスといった周囲の外国へ買い出しに行くスイス在住の方々は多く、少し羨ましくなります。

(2018年7月10日現在 1CHF=約111円)

 

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