後手の現実を。

 

 日本人は全てのものに神が宿るとし、日々のお礼を欠かすことはない。

 季節の変わり目には神社を訪れ、今あることへの感謝の意を表する。

 

 最近、神社に参る折々に、外国の観光客の数に圧倒される。

 昨年2017年の訪日外国人、2,869万人越を実感する光景である。

 

 そんな状況下にあって、一方で、広報下手の日本を実感すると同時に、

 他方、訪日数の増加に伴う功罪の分析、それに伴う準備に不足感を

 感じてもいる。

 

 世界に冠たる日本を正しく強く発信広報する機会として活かす、

 先達が守り続けてきた遺産であることの自覚、そして

 それを供することで得られる莫大な経済効果を日本全体で享受する、

 

 確固とした政策の早急な実行を望むところである。

 

 

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