カスペルスキーの脱露が始まる

ロシアセンター: ロシア モスクワ (1998年開設)

メディアを超えて、今、思いを伝えて参ります。

 

ロシアに本社を置くコンピューターセキュリティ会社Kaspersky Labは先日、

ソフトウェア開発工程の最終段階となる「アセンブリライン」と、日本を含め、

先進国からの顧客のユーザーデータを処理、保存するサーバーなどを来年末までにスイスのチューリッヒに移転する計画を発表した。

 

その後、北米やアジアにも同様な拠点を置く計画があるという。

 

その背景には、Kaspersky Labがロシア政府と密接な関係にあるとされ、

米国、英国とオランダが政府機関でそのソフトの使用を禁止したことがある。

 

ロシアで設立され、大企業に発展してきたKaspersky Labが

ソフト開発の透明性を確保するためには、ロシアを脱出しなければいけない時代になった。

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