ロシア極東地域のコンテナ物流に新しい傾向が見え始めた。
中国東北部からの貨物が、ハルピンを経て、
陸路でロシア極東地域のヴォストーチヌィ港やウラジオストク港までに運ばれ、
航路で中国南部やアジア太平洋各地に向かっている。
このようなトランジット貨物が順調に流れて行くために、ロシアの税関手続きが合理化され、
中国との国境にある通過地点の施設が24時間営業になった。
今後、物流の拡大が予測され、既存の鉄道や道路、港湾施設の改造等、
インフラ整備も計画されている。
ウラジオストク港に入港する中国のコンテナ船