ロシアセンター: ロシア モスクワ (1998年開設)
メディアを超えて、今、思いを伝えて参ります。
ヨーロッパの影響を受けたロシア料理には、魚を煮たり焼いたりするのが一般的だが、
シベリア北部やサハ共和国などに冷凍された生魚を薄く切って、
塩とコショウに付けてから食べるという料理、ストロガニーナも知られている。
だが、ハバロフスク地方に住むナナイ民族には、凍った生魚の少し変わった食べ方がある。
冷凍のままに薄く切った魚(カワカマスやコクチマスなど)を
塩、コショウ、酢と水に混ぜて、約30分に寝かすだけで出来上がり。
この料理を現地の人が「タラー」(tala)と言う。