8月6日は、子供の頃、特別な日でした。
いつもは陽気な広島出身の母が、その日は朝から無口で、テレビに映し出される広島平和式典にあわせ、8時15分、母と一緒に必ず黙祷を捧げていました。
しばらくして、重い口を開いてその時の惨状と思いを語る母の8月6日でした。
今年も73回目の原爆の日、平和記念式典にあわせ黙祷を捧げました。
松井一實市長の平和宣言も、いつにもまして強い決意と使命感、人類の可能性への深い信頼に根差す素晴らしいものでした。
ご自身も広島出身で被爆二世の松井市長。厚生労働省ご在職時に複数事業で広い見識と懐深いお人柄に触れる機会があったため、より深く受け止めました。
あらゆる場面で毅然とした歴史の徹底検証と継承、英知の結集による新時代の創造が問われる2018年の8月です。
R.K.