EUセンター: ドイツ ハイデルベルク(2000年開設)
センターより、直の、今の情報を発信して参ります。
コンニャクはコンニャクイモに含まれるグルコマンナンを糊化し、
アルカリ液(通常水酸化カルシウム水溶液を用いる)で固まらせる、
日本ではお馴染みの食品です。
95%以上が水分で、それを除くと主成分はグルコマンナンですが、
これは人の消化管ではほとんど消化されないため、
低カロリー食品として知られています。
一方、世界的な健康志向にともなって、白滝がイタリアでは「ZENPASTA」(ゼンパスタ)、
アメリカでは「Shirataki noodle」(シラタキ・ヌードル)の名称で、
ダイエットを意識したパスタの代用品として売られるようになりました。
同じヨーロッパでもドイツではアジアショップ以外では手に入らなかったものですが、
ここ1年程で一般的なスーパーにも稀に登場するようになっています(2ユーロ前後)。
硯型のコンニャクの普及はまだ遠そうですが、ドイツのアマゾンなどでも、
コンニャク粉(Konjakmehl)が売られるようになったのは、一定の評価に値するでしょう。
ちなみに250gのこんにゃく粉を使ってこんにゃくを作った場合、
9キロのコンニャクができあがる計算になります。
Amazonで売られているコンニャク粉
https://www.amazon.de/dp/B00WULXGV2?psc=1
↑↑↑
コンニャクを手作りする様子!