アンナ・ネトレプコのボリショイデビュー

ロシアセンター: ロシア モスクワ (1998年開設)

メディアを超えて、今、思いを伝えて参ります。

 

世界のディーヴァの中でも、ネトレプコはその強烈なカリスマ性故に、

たとえオペラファンでなくても彼女の名前を知らない人はいないだろう。

ロシアのクラスノダルスク生まれでマリインスキー歌劇場のゲルギエフに見出された。

 

ところが、これまでモスクワのボリショイ劇場で歌ったことがなかったのだ。

今回のプロジェクトは1年前にスタートし、

演目はネトレプコの希望で『マノン・レスコー』と決められ、10月16日幕を開けた。

去年結婚したユシフ・エイヴァゾフが共演相手である。

 

チケットは当然「まとも」には買えず、「あるところ」にはあるが、

平土間席だと15万円くらいに跳ね上がった。

 

私の手に届いたのは地上6階の端。

鳴り物入りだっただけに厳しい評もあったけれど、

まだ旬のうちに一度は彼女を見ておきたいと思った願いは叶えられた。

 

(石井)

 

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