EUセンター: ドイツ ハイデルベルク(2000年開設)
センターより、直の、今の情報を発信して参ります。
ダイエット方法として不思議な提案がありますが、
ここ1年位で流行ったものにグラスフェッドバターを入れたバターコーヒーを
朝食に飲むというものがあります。ここでのちょっとしたポイントが、
牧草だけで育った牛の乳で作ったグラスフェッドバターを使うということ。
高山民族のバター茶が発祥といいますが、日本ではグラスフェッドバターとなると
250g無塩で1500~3000円(冷蔵送料を含まない)という値段で売られています。
ヨーロッパではバター250g程度であれば高くても3ユーロ(約370円)前後が普通です。
では、違う土地で育ったブドウからできたワインほど味が異なるかといえば、
その違いはあまり分かりませんでした。
どちらかというと「ナチュラルであること」に価値を置いたもので、
よほどこだわりがなければ普通に売られているバターでもよいような…。
日本への肉類持ち込みは禁止されていますが、
魚や肉類の混在しない乳製品は検疫を気にせず持ち込むことができます。
梱包においてハードルが少し高めですが、
バターコーヒーファンや試してみたいという方はお持ち帰りもいいかもしれません。
乳製品の美味しいフランスのメーカーとしてはエシレÉchiréやセーブルSévre、
グランフェルマージュGrand Fermageがあげられます。
(青木)