時代はエコからエシカルへ ~ ドイツの消費動向における変化

 EUセンター: ドイツ ハイデルベルク(2000年開設)

センターより、直の、今の情報を発信して参ります。

 

クリスマスの時期は買い物をする機会が増えます。

これまでは欧州でも一般的には低価格・高品質が求められてきました。

 

しかしドイツの商品を見ていると、2010年代に入って

フェアトレードの食品が大手スーパーで簡単に手に入るようになって以来、

環境や社会に配慮した工程・流通で製造された商品を選ぶ、

いわゆるエシカルコンシューマリズムがファッション分野でも普及してきています。

オンラインショップの普及によって企業にとって販路が広がると同時に

消費者も色々選べるようになったからでしょうか。

 

時代はエコからエシカルへ、ゆっくりではありますが進んでいます。

主義を声高に主張しなくても、良心の呵責を伴わない製品を

多くの人が楽に手に入れられるようになることを期待します。

 

(青木)

 

※エシカルコンシューマリズム

「環境や社会に配慮した工程・流通で製造された商品を選択し、

そうでないものを選択しない」という消費活動である。

エシカルコンシューマリズムの内、最も注目されている商品カテゴリには、エシカルファッションが挙げられる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/20 04:23 UTC 版)

フェアトレードの食品

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