ロシアセンター: ロシア モスクワ (1998年開設)
メディアを超えて、今、思いを伝えて参ります。
今年は国際コンクールの当たり年で、7月にチャイコフスキー・コンクールが終わったと思ったら
10月はワルシャワでショパン・コンクールが開かれています。
ところで、日本⇔ワルシャワの直行便は飛んでいません。
にもかかわらず、ショパン・コンクールにジャーナリスト、ピアノ教師、
ピアノ愛好家を名乗る日本人がわんさと押しかけ、
2週間とか3週間、毎日毎日ショパンのピアノ曲だけを聞き比べています。
ある人によると、全部のチケットを購入すると23万円だったとか!
それに較べると、やはりチャイコフスキー・コンクールへ来る人の方が少なかった。
ジャーナリスト二人、音楽愛好家数人といったところです。
予備予選は誰でも自由に聞けると言っておきながら直前で非公開になった話はしましたね。
そういうところが敬遠される所以でしょう。
日本から来た友達二人が二人とも、「貴女がいなかったら、
私はコンクール聞けていなかったと思う」と言って帰っていきました。
まだまだインフラの問題ありそうです。
(石井)